愛犬も住人である!

自分たちにとって暮らしやすいお家は、もちろん大切ですが

「愛犬にとっても暮らしやすいお家」について考えたことはありますか?

大切な家族である愛犬達にも負担が少なく快適に過ごせるお家にするために工夫を一部ご紹介します。

 

①愛犬の体調面での不安や心配の一つ『関節疾患』について

近年、小型犬や中型犬には膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)、大型犬には股関節形成不全(こかんせつけいせいふぜん)が増えています。

関椎間板(ついかんばん)ヘルニアも怖い疾患。

多くは遺伝性ものですが、環境が要因となり発症する場合もあります。

住まいの中で愛犬の関節にダメージを与えるのが、フローリングなどの滑りやすい床や階段などの段差の上り下りです。

愛犬が安心して暮らせるように、住まいの床のすべりや段差はできる限り解消したいものですね。

 

◆床の対策

床の場合は愛犬にも人にも優しい、滑りにくく傷に強いフローリングを選んだり、階段などにはグリップ感のある床材・床面を選択したりすることです。

その他にも床の滑り止めのコーディング剤を塗る方法などがあります。愛犬が舐めても害のないように作られているので安心です。

段差の対策

平屋にしたり、階段を緩やかに設置したりすると肉球にも負担がかからず、飛び降りたときの足腰への衝撃も抑えることができます。段数が増えてしまうことを懸念するかもしれませんが、緩やかなほうが人にとっても上りやすく安全にもなります。どちらにとっても良いですね。

 愛犬と暮らしていると気になる『臭い』について

せっかくの素敵な住まいがニオイで台無しにならないように、住まいでできる対策と消臭効果のあるアイテムについてご紹介いたします。

対策について

においの原因となるものをなるべく早く撤去すること。

また菌の繁殖を抑えるために、湿気がこもらないように換気に気を付けたりや空気をきれいにしてくれる設備機能を取り入れるのも効果的です。

消臭機能のある建材を活用するのもおすすめです。

特に注目したいのが、部屋の中で大きな面積を占める壁。

最近の壁材には防菌・防カビ・脱臭効果のあるものや調湿効果があるものなどがありますのでぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

他にも餌や飲み水の置き場は人の生活動線から少しずらして設置してあげたり、

玄関から飛び出したりキッチンに入ったりしないようにペットフェンスを設置する等愛犬の安全を守りつつ、自分たちも快適に過ごせる空間づくりの工夫はたくさんあります。

いかがでしたでしょうか?

愛犬とたくさんの思い出ができるお家。

互いが暮らしやすい素敵なお家になるよう工夫すると、愛犬への愛情がさらに深くなりますね。

皆様のお家にも取り入れてみてはいかがでしょうか。