皆様、こんにちは。
注文住宅事業部の溝畑です。
今回は、土地購入の際に気を付けることを書いていこうと思います。
注文住宅を検討される際に、お土地購入からご計画をスタートされる方も多いです。
立地や価格、方位、日当たり、ハザードマップなど様々なご希望はあるかと思いますが、
個人的に土地を見るときに確認している事をいくつかピックアップします。
お土地購入を検討される際は参考にしてみてください。
①境界
敷地はどこからどこまで?購入を検討される土地の境界、隣地境界線を確認します。
周囲の土地所有者様と同意の取れた境界、隣地境界線を確認する事が大切です。
購入されたお土地は建築はもちろん、将来的にお子様や次の世代に渡っていく事もあるかと思いますので、
しっかりと認識が取れた状態で進めていきます。
また、あわせて共有物の有無も周囲の土地所有者に確認しておきます。
例えば、検討されるお土地と隣地の間にあるブロック塀はどちらの所有物?など
共有物なのか、お隣様の持ち物なのかを確認しておきます。
②高低差
敷地内の高低差の有無、また、差はどれくらいか?を確認します。
高低差がある場合、建物の基礎の高さを調整したりしてその高低差を解消します。
その分、玄関までの外部階段の段数が増えたりと建物への影響を確認します。
高低差が大きい場合は、建築コストにも影響しますので注意が必要です。
③越境物
敷地内に越境している物は無いか?を確認します。
例えば、隣地建物の屋根やブロック塀が越境しているケースが多いです。
その他、上空に電線が越境している場合もございます。
越境物がある場合、越境部分が計画している建物にどれくらい影響があるか、
影響が大きい場合は撤去が可能かあらかじめ確認しておくことが大切です。
④ライフライン
水道やガスの引き込みがされているかを確認します。
従来、住宅が建っていたような土地ですと敷地内に水道が引き込まれているケースが多いのですが、
水道の引き込みがされていない、もしくは引き込み管が古い物だった場合、
新しく設置する必要がありますので建築コストに影響します。
⑤前道
前道の種別を確認します。前道が実際に建築できる道路か?建築する際の規制はどのようなものか?を調べます。
道路の種別や幅員によっては、道路に接する敷地内の一部面積では建築できなかったりします。
⑥周辺環境
学校やコンビニ、駅が近いというご要望は多くの方が優先度が高いように思いますが、
その他、夜遅くに学校や塾から返ってくるお子様の帰り道に街灯が少ない場所は無いか?や、
小さいお子様がいるご家庭ですと前道の交通量は多くないか?など家族構成や生活スタイルにあわせたポイントも確認します。
以上となります。
弊社には土地購入をサポートする「不動産流通部」がございます。
デザオ建設では、建築チームと不動産担当が協力して土地購入~建築を一貫してお手伝いさせていただけますので、
建物だけでなく土地探しに関するご相談もお気軽にお問い合わせください。
上記のような建築目線のポイントを加えて、かつ、ご予算も含めた総合的な土地提案をさせていただきます。
どうぞよろしくお願いします。