こんにちは!
設計部の中村です!
今回は光熱費シミュレーションについて話していきたいと思います。
以前中津がブログに挙げていた「光熱費表示制度」ですが、住まい手目線のいい制度ですね。
一次エネルギーの消費量を出すことはこれまでもありましたが、それを光熱費に結び付けることで、住まい手はよりイメージしやすくなります。
デザオ建設では、さらにリアルな数値が出るシミュレーションを実施しています。
「光熱費表示制度」の計算方法ではUA値や床面積などの性能値は考慮しているのですが、
実は間取りは考慮できていません。
実際に住む家というのは敷地、計画建物の向き、周囲の建物、窓の位置、、、etc
様々な要因が絡んできます。
では、実際にどんなシミュレーションなのか見ていきましょう。
これは一次エネルギー消費量の計算結果から算出したものです。
UA値0.46 ηAC値1.7 の物件です。
次に同じ性能値で間取り・家族構成・冷暖房のスケジュールなどをを入力してシミュレーションしたものです。
年間約2万ほどの差がありますね。
これだけでは大して差が無いかと思われますが、
各項目を見ていくと、、、
暖冷房で差がついているのと家電・調理でかなりの差がありますね。
暖冷房で差がついている理由は実際に近しい運転スケジュールにしているのと、
窓から入る日射取得であったり遮蔽する日射の量まで反映しているからです。
これだけでここまで差がつきます。
家電・調理は家族構成や実際のライフスタイルに依るので、
この項目は家族構成によってはかなり悪めに出ています。
一次エネルギーの計算はどんな家族構成でも同じ数値が出ます。
いわゆる定数ですね。
このようにシミュレーションの仕方で金額が大きく異なる場合がございます。
さらに外付けブラインドなどをつけますとまた金額が変わります。
デザオ建設ではどちらのシミュレーションもできます。
気になった方は是非お問い合わせください。
※光熱費シミュレーションはライフスタイルにとよって実際の金額とは異なる場合がございます。予めご了承ください。
以上中村でした。