皆様こんにちは
北野展示場の梅本です。
本日は建築に関する式典の事について書きたいと思います。
建築の際は、
①地鎮祭:着工時のお祓い
②上棟式:棟上げ後、骨組みが組みあがったお祝いをする式典
③竣工式:完成を祝う式典
が、順次行われます。
①は工事の安全と無事竣工を祈願する儀式で、②と③はお祝いの意味合いが濃い式典です。
諸説ある様ですが、②は人生の三大儀式の1つと聞いた事もあります。
その3つとは、結婚式、お葬式、上棟式だそうです。
大半の方が、工事の安全と無事竣工する事を祈願して、①の「地鎮祭」を行われます。
一般的には神式(氏神神社へ依頼し神主様にお祓い頂く)が多く、私が今まで担当させていただいたお客様も、98%くらいは神式でした。
こちらが、神式の様子です。
今回は、その残り2%にあたるものでした。
仏式の地鎮祭です。
神式では「祝詞;のりと」を読まれるのですが、仏式では勿論「お経」を読まれます。
四方清めです。
これは神式でも仏式でも同じのようです。
北東の表鬼門より時計回りに、お神酒、洗い米、お塩の順番で清めて行かれます。
お参りする際には、仏式の場合はやはり「お焼香」を行います。
信心されていらっしゃる宗教や宗派により様々だとは思いますが、厳かに執り行われる地鎮祭ではいつも、こちらも身が引き締まる思いがします。
これから始まる工事が無事竣工し、そこにお住まいのお施主様が健やかに生活される事を、ひたすらに願ってやみません。