皆様こんにちは、設計の森村です。
本日は、「考古学出発の日」と「おにぎりの日」です。
「考古学出発の日」は、1877年に大森貝塚を発見・発掘したアメリカのア動物学者エドワード・S氏が来日したことを記念して制定された日です。
6月20日にモースが汽車で横浜から新橋へ向かう途中、大森駅を過ぎてすぐの崖に貝殻が堆積しているのを発見し、まもなく発掘調査が行われました。
これが、日本初の科学的な発掘調査で、日本の考古学の出発点となったそうです。
埋蔵文化財包蔵地やそれ以外でも工事中に偶然遺跡等が発見されることがありますが、多くの場合は発掘調査終了後に記録として保存されるのみで、遺跡は破棄される場合があるそうです。
しかし、その中でも本来の計画を変更し歴史公園等として保存される事例もあります。
こういった事例は枚挙にいとまがないので、興味を持たれたら調べてみるとおもしろいと思います。
一方で、2008年には古市古墳郡内で新たに、前方後円墳が発見されたにもかかわらず、開発業者によって破壊されてしまった例がありました。
また、「おにぎりの日」でもあり、これは石川県鹿西町(現:中能登町)の竪穴式住居跡の遺跡から、日本最古のおにぎりの化石が発見されたことで、鹿西町が「おにぎりの里」として町興しのために制定されました。
これは、鹿西のろく(6)と毎月18日の「米食の日」から6月18日になりました。
考古学とおにぎりの化石というのもおもしろいと感じました。
それでは、また。