こんにちは、注文住宅事業部の河田です(^^)
4連休も雨☂の予報ですね(;_;)
基礎着工、外構工事中のお引渡し前のお客様、工事が思うように進まず、お待たせしてしまい申し訳ございませんm(__)m
もうしばらくお待ちくださいね(^-^;
4月のブログでマイホーム計画の資金計画についてお届けしてから間があきましたが、今回から再開します!
実際、計画自体もズルズルとずれてしまい、ようやくお盆明けから解体着工できるかなぁ、というところです。
自分のことは後回しになってしまってダメですね(;´∀`)
さて、前回資金計画の中でも「計画予算」についてお話ししましたが、今回は「計画にかかる費用」についてお話ししたいと思います。
計画にかかる費用は大きく5つあります。
①土地購入にかかる費用 ②建物本体工事費用 ③付帯工事費用 ④諸経費 ⑤住宅ローンを利用するのにかかる費用
今回のマイホーム計画は①~⑤すべて該当します。
お客様の中にはすでに土地を所有している、また建替えの場合は①の土地購入にかかる費用がかからなかったり、自己資金、援助金による計画の場合は⑤の住宅ローン関連の費用はかかりません。
それでは5つをもう少し細かく見ていきましょう。
①土地購入にかかる費用
・物件価格・・・その物件の売り出し価格です。ここに消費税はかかりません。
・仲介手数料・・・仲介業者さんに払う手数料(物件価格×3%〔上限〕+6万円に消費税をたしたもの)
・固定資産税、都市計画税の清算金・・・オーナーさんが前払いしているものを取得日を基準に日割り計算して返金します。
・所有権移転登記・・・不動産が売主さんから買主さんに移ったことを明確にする登記
②建物本体工事費用
建物価格・・・実際に建物を建てるのにかかる工事費用です。※建物には消費税がかかります。
仮設工事、基礎工事、木工事、屋根工事、左官工事、サッシ工事、設備工事、設計費用、各種申請費用などが含まれます。
③付帯工事費用・・・建物を建築する際に付随する工事
解体工事、外構工事、地盤補強工事、上下水道工事、インテリア関連工事(エアコン、照明、カーテン)など
④諸経費・・・家を建てるために必要な手続きやイベントの費用
登記費用(表示登記、保存登記、滅失登記、抵当権設定登記)、火災保険、印紙代、引越し費用、仮住まい費用、式典(地鎮祭、上棟式)費用、近隣挨拶など
⑤住宅ローンを利用するのにかかる費用・・・金融機関、保証会社に対する手数料や保証料
保証料、融資手数料、印紙代など
どうでしょう、結構いろんな費用がかかることがわかります。
たまに予算4000万円で、土地を2000万円で購入予定なので、2000万円で家が建ちませんか?
と展示場に来られる方がいらっしゃいます。
土地と建物の予算が4000万円で、プラス1000万円予備費があります!ということでしたら問題ないのですが、4000万円が総予算ということになると、2000万円で土地を買ってしまうと、上記の③、④、⑤(①の中でも仲介手数料、登記費用が必要)の費用を残りの2000万円の中から捻出しないといけなくなりますので、結局建物にかけられるのが1200万円しか残らず、思うような家が建てられない(;_:)といったことになってしまいます。
ですので、計画を進める上で、それにかかる費用をあらかじめ知っておく必要があります。
一般的には予算に対して建物費用7割、付帯工事2割、諸経費+住宅ローン関連費1割と言われます。
実際にマイホーム計画もまさにこの割合に近い形になっています。
で、大事なのが前回の「予算」と今回の「計画にかかる費用」が下のようになることです!
Ⓐ「予算」≧Ⓑ「計画にかかる費用」
これが逆転している場合はⒶを増やすかⒷを減らすしか方法がありません。
私の場合も逆転してしまっていましたので、建物仕様のグレードダウン、自分でできる手続きは自分でする(Ⓑ)とともに、太陽光発電+オール電化、補助金の活用、で予算を増やす(Ⓐ)などで何とか成り立つように工夫しました。
資金の計画は家の間取りやデザインよりも大事な部分になります。先立つものがないと、、、ってやつです(^^;
というわけで今回は「計画にかかる費用」の話から資金計画の重要性のお話をさせていただきました!
わかりましたでしょうか??
もし、もっと色々聞いてみたいと思われた方は、「家づくり教室」でもお話ししていますので、是非ご参加ください(^^)
次回は8/2(日)に北野展示場「とこしえ」にて開催します!
では今回はこのあたりで。。。