こんにちは
設計部の中村です。
今回は屋根部分の断熱についてお話していきたいと思います。
一般的に大きく分けて2つあります。
・天井断熱
・屋根断熱
この2つの違いは断熱材を貼る部分です。
オレンジの部分が断熱材です。
天井すぐ真上に貼るのか屋根部分に貼るかの違いです。
それぞれのメリットとしましては・・・
天井断熱
・断熱材の厚さを厚くできる
・施工が比較的容易
・冷暖房の範囲が狭く済む …etc
屋根断熱
・小屋裏を大きく利用できる
・2階天井の輻射熱を影響を受けにくくなる …etc
天井断熱の場合屋根が受けた太陽熱で小屋裏がものすごく熱せられます。
その場合小屋裏を利用しにくくなります。
それに対して屋根断熱の場合は屋根に断熱材があるのでその影響を受けにくくなります。
なので小屋裏のスペースを使ってロフトを作ったり勾配天井にしたりであったり意匠的に凝ったデザインをすることができます。
こだわりたい方にはいいかもしれません。
快適な住まいづくりにはこういったことも考えなければいけませんね。
以上でした。