みなさまこんにちは!
今日は、昨日お引き渡ししたばかりの建物をご紹介いたします。
今回は住居ではありません!
奥様は茶道のお教室を1階で開講され、ご主人様は弁護士事務所を2階で開業されます。
お茶室は、固定観念にとらわれない自由な発想のモダンなものをご希望、弁護士事務所は、機能的なオフィスと、和モダンな相談室をご希望でした。
相談にこられたお客様にもお茶を振る舞えるようにというお考えです。
素敵な構想ですよね!
まず、扉を入ると、
ちょっと写真がぼやけていて申し訳ないです。
ここから、奥の茶室に入るのですが、室内でありながら通り庭のような雰囲気を表現しました。
土間は敷石と黒玉砂利の洗い出し、セメント素材の壁装材です。
つくばいも設けて、本格的です。
循環式ではなく、ちゃんと水道から通しています。
キレイな水が配管を通る音が、水琴窟のようで予想外の喜びでした。
通り庭から茶室を眺めます。
天井の間接照明が印象的です。
お茶室です。
写真だと間接照明の逆光で色が分かりにくいですが、壁は紺色のクロス、吊り押入も銀泊を使用したような風合いのクロスです。
クロスでも質感のいいものを丁寧に選べば、良い空間に仕上がります。
天井もグレーとシルバーが混ざったような和紙調のクロス仕上げです。
奥の襖の引き手です。
よく見ると松の柄です。粋ですよね~。
そして、2階の相談室です。
土足なので、床は塩ビフロアタイルです。
カウンター収納はオーダーで端から端まで製作。
家具は全てナラ材でコーディネートさせていただきました。
椅子の座面はレザーで高級感を出していますが、黒だと強すぎるかなということで、少し優しい色合いの茶色にしました。
A様と一緒に家具屋さんに行って選んだものです。
ショールームで見ていたときよりも、素敵に見えます!
勾配天井でお部屋も広いので、間接照明で壁面を照らし、ペンダント照明&ダウンライトでテーブル面の直下照度を確保、R型の白木枠のブラケット照明は空間のアクセントに設置しました。明るすぎず、あたたかい雰囲気の相談室になりました。
実はこのペンダント照明は仮のもので、実際つける照明は海外製のため船便でドンブラコッコとあと1ヶ月ほどでやってきます。
これも素敵で形はよく似ていますが、コードの色が黒になります。これは私のこだわりです笑
また照明をお届けできる日を楽しみにしております。
以上、佐藤がお届けしました。