こんにちは!
設計の中村です。
先日現場で見つけたのがこちら
腰板なのですが、写真のはかなり洋風な腰板です。
腰板は汚れやすい壁の下部を守るために取り付ける物です。
昨今は壁一面クロスで下に巾木を付けるだけのシンプルな納まりがポピュラーになっていますが、
お客様の要望でさせていただいています。
この腰壁実は・・・
赤丸で囲んだ物は別の部材なんですね。
巾木と後ろの板材と真ん中と上部についている「モール」と呼ばれる物で作られています。
このモールも1種類の部材ではなく今回は2種類の部材を組み合わせて作られています。
なので真ん中と上部で合計4種類の部材が使用されています。
この腰壁だけで6種類もの部材で形成されています。
これは大工さんも大変です。(笑)
けれども見ての通りすごく綺麗に納めていただけました。
昨今の日本の内装は和風と洋風の中間ぐらいかなーと勝手に思っているのですが、
今回これを見て洋風の内装にするのにこれはアリかなと思いました。
こういったこともご希望に合わせてご提案します。
以上でした。