こんにちは、注文住宅事業部の河田です(^^)
運動会シーズンもようやく一段落しましたね。
私も幼稚園、小学校、区民運動会と3つの運動会に毎週のように参加していました。
今年は雨も多く、振替のところも多かったのではないでしょうか。
昨年娘と走った二人三脚で見事1位がとれたので、今年も大丈夫だろうとエントリーしたのですが、甘かったですね、、、(^^;)
ゴール手前1mのところで足がもつれて転倒、、、
結果、最下位になってしまいましたーー(^^;)
来年必ずリベンジします!!
さて話は変わり、皆さん「2019年問題」って知ってますか??
「2019年問題」とは、2009年の11月からスタートした「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」による、太陽光発電設備(10㎾未満)の設置後10年間の固定買取価格の保証期間、それを満了した人が出てくる、という問題です。
固定買取制度は、10年間は発電したうちの余った電力を固定価格で買い取ります、という制度です。
ちなみに10㎾以上の全量買取の方は倍の20年の固定買取ですので、2019年問題には該当しません。
問題は、10年の固定買取の期間が終了した場合、余った電力(余剰電力)はどうなるの??ってことです。
いくらで買ってくれるの??どの電力会社が買ってくれるの??そもそも買ってくれるの??
いずれも現在わかっていません。。。
経産省の資料では10年後の買取価格は11円/kWhとされていますが、正式に決まっているわけではありません。
(これもまた問題で、当初10年後の買取価格の想定として24円/kWhとされていた時期があります。24円で想定したシミュレーションも狂ってしまうということですね。)
ただ間違いないのは、これまでの高額で買い取ってもらえたものが大幅になくなるということです。
なくなる!?と聞くと、なんか損をするような気になりますが、そうではないです。
もともと10年の固定買取は設置の時からわかっていたことです。
そして設置後10年の太陽光発電設備は一般的なものであればおよそ減価償却ができています。
できていないものについても、後数年といったところではないでしょうか。
いずれにしても減価償却が済んだ太陽光発電は、発電ができている間は、プラスに転じます。
買取価格が下がろうが、なくなろうが自家消費できる分はメリットになるんですからね。
仮に11円/kWhで売電できたとしても、電力会社から買う電気が24円/kWh(2018年現在平均値)であれば自家消費する方が良かったりします。
ですから、これからは売る時代から使う(自家消費)の時代になる、ということです!
そこで注目され出しているのが「蓄電池」です。
つくった電気を貯めておく、ということです。
これまではつくった電気は売る方がメリットがあったので、蓄電池に対する意識は低かった、というのが実際のところです。
ただ、ネックになってくるのがやはり導入費用!!
商品にもよりますが、kWhあたり20万円程度します。
行政によっては高額な補助金が出るところもあるので、それを利用することでもう少し導入しやすくなりますね。
ちなみに京都市は5万円/kWh(上限6kWh)MAX30万円の補助金を受けることができます。
2019年を迎えるにあたり、最近蓄電池の訪問販売が増えているようで、私も太陽光発電を設置いただいたお客様より何件か相談を受けました。
これからも蓄電池の需要と供給は増えていくと思います。
ここで大事なのが、「何を目的に導入するか」ということです。
・自家消費量を増やしたい(自給自足したい)
・災害時の備えとして
という目的であれば今すぐにでも導入すべきかと思います。
しかし、家計の節約が目的であれば、じっくり検討する必要があります。
なぜなら、減価償却が難しい商材だからです。
ですので、イニシャルコストをいかにして抑えるか、がとても重要です。
節約が目的であれば、必ず提案業者さん減価償却についてしっかり確認すべきです。
また、導入のタイミングもとても重要です。
太陽光発電設置より10年経ってないお家は、自家消費よりも売電する方が得をします。
需要が増えると価格も下がってくることが予想されますので、必要になった際にコストを抑えて導入するのが良いかと思います。
最近では太陽光発電のパワコンと蓄電池がセットになったものもあります。
パワコンの買い替え時期に蓄電池も併せて検討するとイニシャルコストが下がる可能性もあります。
また、車の買い替えにタイミングを合わせると、電気自動車(PHV含む)も選択肢に含まれてきます。
デザオ建設の北野展示場「とこしえ」は災害時の備えとして、電気自動車を利用したVtoHの展示もございます。
是非、興味がおありの方は実際に展示場で体感ください。
停電時のデモ運転も体感いただくことができます。
快適性に加え、家計について考えること、また災害に備えることは家づくりの計画において大切なことです。
そんな計画を是非デザオ建設ではじめてみませんか(^^)
では今回はこのあたりで。。。