こんにちは。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
花粉で鼻と目をやられている設計の中村です。
BEI(ビーイーアイ)という言葉をご存じでしょうか。
BEIとはBuilding Energy Indexの略で建築物省エネ法において建物の利用する際に発生するエネルギー消費量の指標です。
冷暖房設備、換気設備、給湯設備、照明設備から消費されるエネルギーの設計値と基準値との割合で示しています。
なのでBEIが低ければ低いほど省エネルギー性能が良いということになります。
この指標は「長期優良住宅」等に関わっていきます。
長期優良住宅であればエネルギー消費量が基準から20%削減されていなければなりません。
つまりBEIが0.8以下にならないといけません。
太陽光設備を導入すれば難なくクリアできますが、他ではそうはいきません。
太陽光設備以外でBEIを下げる方法としましては
①高効率のエアコンや全館空調を導入する。
②外皮性能(断熱性能)を上げる。
③熱交換換気設備を導入する。
等が挙げられます。
①の全館空調であれば弊社で取り扱いが多いのはパッシブエアコンやOMXです。
この二つは熱交換換気設備も一緒になっていますので、省エネ性能はかなり上がります。
高性能というとどうしても導入コストは掛かってしまいますが、省エネ性能が良い分ランニングコストは下がります。
長い目で見ればお得かもしれませんね。
参考になれば嬉しい限りです。
以上でした。