こんにちは、注文住宅事業部の河田です(^ ^)
急に気温がぐっと下がって、そろそろ衣替えの時期ですね。
来年の今頃は予定通りいけば消費税増税の直前!
大きな買い物や、日用品のまとめ買い、買い置きにバタバタとしているかもしれませんね。
2%くらい大したこと、、、と思っていると大きな損をしてしまうこともあるので注意が必要です。
1000円のもので20円高い1100円
1万円のもので200円高い1万2000円
100万円のもので2万円高い110万円
1000万円のもので20万円高い1100万円
2%の増税ですので、正直普段の買い物ではそこまで気になる差にはならないかもしれませんが、100万円くらいの高額な買物になってくると結構差がでてきます(^^;
よく考えると4年前の2014年4月より5%から8%に増税になったので、5年で5%の増税、倍になったのです。
特に高額商品は増税前に計画立てて購入することをおすすめします。
その高額商品の代表ともいえるのが「家」です。
ちなみに家の購入においては、2019年9月30日までに引き渡しが完了すれば消費税は8%です。それ以降の引き渡しについては10%となります。
しかし、注文住宅の場合は間取り、仕様の打ち合わせを経て、工事着工、完工と時間がかかるため、経過措置がとられ、2019年3月31日までに工事請負契約を完了すれば、たとえ9月30日に引き渡しが完了しなくても消費税は8%となります。
では、家は増税前に買う方が良いのでしょうか??
結論は人によります。
消費税が10%になると、下記のように税金、補助金が一部変わるものがあります。
「すまい給付金」
もともと消費税増税による負担を少しでも軽減できるように、年収に応じて現金を給付される制度です。
消費税8%の場合、目安として年収が510万円以下の方に対し最大30万円給付されます。
これが10%になると、年収775万円以下の方に対し最大50万円の給付となり、年収の上限、給付額共に枠が広がりました。
たとえば年収520万円の方であれば、8%の時は0円だったものが、10%になると40万円の給付金が受けられることになります。
ちなみに2,000万円の家を購入した場合、消費税が8%から10%になると、40万円が追加になります。
ということは、年収520万円の方が2,000万円の家を購入する場合においては、増税による負担は実質0円となります。
厳密にいうと、2,000万円を越える家以外の費用(家具、家電、引越しその他諸々)は10%の消費税がかかりますので、負担が0というわけではないですが。。。
自分がどれくらいの給付金が受けられるかは、すまい給付金ページにシミュレーションもありますので参考にしてみて下さい。
http://sumai-kyufu.jp/simulation/index.html
「贈与税」
私は、この贈与税が家を建てるタイミングを大きく左右すると思っています。
対象はあくまで贈与を受けられる方となりますが、高額の贈与を受けられる場合は知っておかないと、大きな損をしてしまいます。
2018年9月現在、住宅取得について贈与税の非課税枠は長期優良住宅等の高性能住宅の場合1200万円、一般住宅の場合700万円となります。
これが消費税が10%になった場合、2020年3月31日までは高性能住宅で3,000万円、一般住宅で2,500万円に非課税枠が拡大されます。
また2020年4月1日から2021年12月31日になると高性能住宅で1,500万円、一般住宅で1,000万円に下がります。
高性能住宅で1,800万円の差!!大きいですね!!
ちなみに1,800万円の贈与税ってどれくらいかわかりますか??
(1,800万円-110万円[基礎控除])×45%-265万円[控除額] = 545万円
こんな高いの!!ほんま高いですね(>_<)
これを考えると消費税の2%UPどころの話ではないですね(^^;)
他にも、住宅ローンの金利動向、資材の高騰時期、についても知っておくと一番良いタイミングがいつなのか??
が絞れてきます。
思いの詰まった素敵な家がほしい方!!
お金の賢い使い方を知ることで、より満足いく計画ができます。
デザオ建設にご相談いただきましたら、そのあたりの話しもしっかりお伝えさせていただきます!!
では、本日はこのあたりで。。。