こんにちは、注文住宅事業部の河田です(^^)
大分暑さもマシになってきて秋を感じるようになってきましたね(^^)
先日遊びに行ったところに興味深いおもちゃがありました。
こちらです↓↓↓
子供も結構楽しそうに遊んでいましたが、それ以上に私が食いついちゃいました(^^;;
木によって、色、木目、重さ、肌触り、叩く音の違いが体感できる素敵なおもちゃ!!
是非、うちのモデルハウスのキッズコーナー、いや打ち合わせルームにほしいですね!!
ちなみにこのおもちゃの中で、最も「軽い木」「重い木」が何かわかりますか??
軽い木はわかりますよね!?
箪笥でおなじみのご存知「桐」です!
ちなみに桐ってこんな木です。
正直こんなきれいな花が咲くなんて知りませんでした。
では重い木はどうでしょう??
あまり馴染みがないかもしれませんが、「リグナムバイタ」です。
ハマビシ科で西インド諸島の樹木です。
硬いので船のスクリューの軸受に使われるそうです。
堅い木でいうと黒檀もそうですが、以前建替えの際に黒檀の床柱を再利用したことがあるのですが、堅すぎて大工さんが大変苦労されていました。
リグナムバイタは密度でいうと黒檀より高いので、加工はかなり大変そうですね(^_^;)
その他、遊びながら家ってどんな木が使われてるのー??
と子供から聞かれ、この木は構造材、人でいう骨の部分によく使われるよー、これは見える仕上げの部分、人でいうと皮膚、んーー服もそうかなー、など家づくりの仕事をしているお父さんらしさが発揮できた一場面もありました(^^)
せっかく木の話をしてきたので、最後に家づくりに役立つ、木のマメ知識をお伝えしますね。
「無垢材の床は暖かいのでお勧めです!」
なんて聞くことがありますが、何故かわかりますか??
これは断熱性の違いです。
では断熱性が高いものって何でしょう。
身近にあるものの中で最も断熱性に優れているのは、「空気」です。(厳密にいうと真空)
そうです、無垢材は空気を含んでいるから暖かいのです。
木は育つために水を土から吸い上げて枝葉の隅々にまで水を送ります。
水が通る管があるんですね。小学校の理科で習った記憶があると思います!
それを建材として使うために乾燥させると、管だった部分がそのまま空洞となります。
その空洞が空気層になって断熱効果を発揮するんですね!!
だから無垢材は暖かいのです(^^)/
はじめの木のおもちゃの話で軽い木、重い木がありましたが、軽い木ほど木の密度が低く空気をたくさん含むことができるので暖かいです。
一般的にはスギやヒノキのような針葉樹は密度が低く、オークやウォルナットのような広葉樹は密度が高いです。
木の種類によっても暖かさが違んですね。
ちなみに表面の単板だけ本物の木を使っている突板フローリングや挽板フローリングは合板フローリングなので、見た目は無垢でも温度は全く違います。
合板は加工された建材なので、そもそも水が通っていた管自体ががないですからね(^_^;)
内装の素材選びは見た目の美しさももちろん大事ですが、その素材が持っている効果を知ることで、より納得したお家づくりが出来ると思います。
是非、一歩踏み込んだ家づくりをデザオ建設で進めてみませんか(^^)
では、今回はこのあたりで。。。