こんにちは、注文住宅事業部の河田です(^^)
8月ももう終わりですね。
夏の終わりって妙にさみしい気持ちになりませんか??
この気持ちはおそらく子供の頃に芽生えたんだと思います。
イベントの多い楽しかった夏休みが終わり、その余韻を感じながら2学期がスタート。
いつの間にかにぎやかだったセミの鳴き声も聞こえなくなって、少し世界が静かになる感じ。
この気持ちは大人になっても、残ってますね(^^;
さて、そんな8月ですが、例年に比べ雨が多かったように思います。
自宅を新築してからより天候を気にするようになりました。
それは太陽光発電を設置したからです。
晴れると頑張って働いてくれて、家計を助けてくれます!
今回は実際に太陽光発電を設置して約半年、どれくらいその恩恵を受けているかを実測をもとにお伝えしたいと思います。
普段、お客様に太陽光発電のメーカーさんや電力、ガス会社さん、また空調メーカーさんのシミュレーションを元にお話しするのですが、それが実際にどれくらい正確なのかわからないことが多くありました。
体感、体験したことでないと語りきれないのが私の性格(^^;
よりリアルな内容をお客様に伝えるために、自宅を新築する際は実験も兼ねることに決めていました!
まずは我が家のスペックです。
京都市内、木造2階建て、床面積(ロフト含む)約31坪
UA値0.48、C値0.86
※大きさ、性能値はほぼデザオ建設の標準
導入した設備設備は
給湯器・・・エコキュート(オール電化)
空調・・・パッシブエアコン(全館空調)
換気・・・ダクト式全熱交換換気
その他・・・太陽光発電(6.36kw)
以下が実際の5ヶ月間の使用電力量と発電量、それに対する電気代と売電額、発電メリットをまとめたものです。
ここでまず見ていただきたいのが、「請求金額」。
5ヶ月の電気代の請求金額合計が40,677円なので、月平均8,135円。
冷暖房費がそれほどかからない中間期がメインの期間ですので、実際は少し多めに見積もって月1万円といったところでしょうか。
これだけみるとこんなものか、といったところですが、我が家はオール電化住宅。
光熱費はこれがすべてです。
建替え前の家はガス併用住宅で、平均するとガス代が月4,000円程度、電気代が月10,000円程度で、月14,000円くらいの光熱費がかかっていました。
その差約4,000円!得してますね~
そして忘れてはいけないのが、我が家は全館空調だということ。
エアコンは一日中つけっぱなしです。
冬は20度、夏は27度、中間時は送風運転で電源を切ることなく動いています。
それでこの電気代です!
「快適さを我慢しない」というコンセプトでつくった我が家。
この快適さを光熱費を抑えて実現するのに重要なポイントは3つ!
①建物の断熱・気密性能を高めること
②消費電力の少ない設備を選ぶこと
③太陽光発電で自家発電すること
これをしっかり考えることで、どこにいても夏涼しく、冬暖かい家であるにもかかわらず、これまで住んでいた家より光熱費を抑えることができるのです。
そして太陽光発電はさらに恩恵をもたらしてくれます。
先述した電気代ですが、太陽光発電で発電した電気を自己消費することで、毎月の電気代を抑えています。
上記の表より自己消費量を金額に換算すると5ヶ月で23,036円となり、月4,607円分電気代の足しになっているということです。
さらに、自己消費してもなお余った電気を、電力会社さんが買い取ってくれます。
これが売電ですね(^^)
その売電金額が5ヶ月で64,743円、月12,948円となっています。
何もしなくても月13,000円弱の収入があるということです。
もちろん、太陽光発電を搭載するために150万円程度費用がかかっていますので、投資した分をまずは回収するといったイメージです。
今の使用状況だと、7.5~8年でもとがとれる計算になり、その後自己消費分と売電分が純粋にメリットとして出てくることになります。
当初のシミュレーションではもう少し時間がかかるかなぁと思っていましたが、実際このままいくと1年ほど短くなりそうです。
今回、我が家に上記の諸々の設備を搭載した感想ですが、正直予想以上に満足しています!!
シミュレーションは割と有利につくられるものだと思っていたのですが、そんなことはなく我が家に関してはシミュレーション以上の結果が出ています。
これについては、様々な条件が合わさっての結果ですので、一概に同じ内容にしたときに同じメリットが得られるとは限りませんが、今後のお客様への提案資料としては、良いモデルになったのではないかと思っています。
まだ、半年程度の結果ですので、次は1年たった時に同じ内容でレポートさせていただきたいと思います!
よりリアルな内容をお届けできると思います。
では、今回はこのあたりで。。。