アフターサービス課の阪田です。
アフターサービス課では、各年数に応じた定期点検を実施したり、急を要する事柄等、メンテナンス対応をさせて頂いております。
その中でも、御施主様よりご相談という形でお話を頂く事があります。
一部例としまして、ある築13年目の住宅の御施主様よりご相談を頂いた事案を写真でご紹介したいと思います。
上写真3枚は、3階戸建ての3階FRP防水バルコニー立ち上がり部分です。
西日の太陽光で経年劣化等により、トップコート(防水塗料)が剥がれかけています。
(トップコートは、防水自体を保護する役割があります。)
部分的な補修では、既存色の兼ね合い等もあり(下記写真のように)すべて塗り直しさせて頂きました。
塗装後、1日~2日間十分に乾燥させます。
乾燥させた後、土間タイルを敷き直し元通り完成させました。
ここから本題になります。
十分綺麗になり御施主様も非常に喜んで頂いたのですが、また西日により塗膜が剥がれてこないかご心配に、
なられた為、御施主様からのご希望で、普段あまりしない事をする事になりました。
再塗装し完成させたバルコニーの立ち上がり部分にコンパネ(合板)を立てかけて欲しいとの依頼でした。
勿論バルコニーですので、雨の吹き返し等でコンパネが濡れ腐食する懸念があった為、コンパネにバルコニーと
同様防水処理を施す事になりました。
バルコニー立ち上がり部分の寸法をとり、サイズ通りコンパネを切断した後、プライマー・防水剤・トップの
順番で裏表共に塗装しました。
作業風景です。
裏表は勿論ですが側面(木口)も、きっちり丁寧に塗装させて頂きました。(日数は、約1週間かかりました。)
下写真は先日ご依頼を頂きました御施主様邸にて、納品させて頂いた時の写真です。
少しわかりづらいかもしれませんが、各板を5枚に分け水切りやサッシ下取り合い部分に、はめ込んでいます。
ちょうど、土間との色合いもマッチさせていますので、何の違和感もありません。
これで、西日の直射日光を避けつつ雨の吹き返しなどに起こる腐食の心配は、無いかと思われます。
このように、ちょっとしたご依頼・ご相談を受ける事も業務の一つですが、本来は定期点検業務やメンテナンス
が業務ですので、今後も変わらず出来る事やお役に立てられる事はして行こうと思っています。
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