みなさま、こんにちは。
注文住宅事業部の西川です。どうぞよろしくお願いします。
昨今、新聞紙上にも掲載されていますが、新型コロナウイルス感染状況により、海外の部品サプライヤーの工場稼働の生産が正常化されておらず、給湯器の一部部品がコロナ禍でパーツ供給が滞っています。
給湯器が壊れてすぐの交換はとても困難な状況です。
12月に入り一段と寒くなって来ていますが、給湯器本体と給湯器の部品の品薄が全国的に広がっていまして、もしも故障して修理業者に依頼しても交換できないということが続出しています。
原因としては新型コロナウイルス感染拡大による部品製造元であるアジアの工場の生産停止や、世界的な半導体不足、電子部品(ハーネス)や、樹脂などの素材不足などで、給湯器メーカー各社は下記のようにリリースしています。
「新型コロナウイルスの感染拡大等の影響により、サプライヤーの生産に支障が出ているため、下記商品のご注文につきましては、通常より納品までにお時間をいただく状況となっております。ご関係の皆様には多大なご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。商品供給の正常化に向けて努力してまいりますので、ご理解の程よろしくお願い申しあげます」
Rinnai 公式HP:https://www.rinnai.co.jp/notice/deliver/20211105.html
「急速な新型コロナウイルス感染拡大等の影響により、部品サプライヤーの生産に支障が生じております。これにより、一部商品において、ご希望納期での対応ができなくなっております。多大なるご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございませんが、全社をあげて早期解消に努めて参りますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます」
NORITZ 公式HP:https://www.noritz.co.jp/aftersupport/disaster/2111_info.html
さらに修理事業者などは、給湯器の納期について「未定」「2カ月以上」「なんとも言えない」といった感じで、もしも給湯器が故障して交換や修理ができない場合、台所や浴室、洗面などの蛇口からはお湯がでず、水しか出てこないので、お風呂が使えないこととなり、この寒さの厳しい冬に、たいへんなこととなってしまいます。
寒い冬は、給湯器が故障しやすいため、給湯器の故障を防ぐ3つの知恵として、故障や破損のリスクを下げる方法として「給湯栓から少量の水を出しっぱなしにする」「給湯機器の電源プラグを抜かない」「給湯器に降り積もった雪を取り除く」「配管が凍結した場合は自然解凍を待つ」などを公式Webサイトで紹介しています。
この時期、給湯器が故障して、お湯が出なくなったとしたら、 今までであれば、業者さんにすぐ連絡して、修理・交換などしてもらい、数日で解決できましたが、現在、業者さんから製品も部品も在庫なし、メーカーからの入荷の見通しが立たない。修理はいつになるかわからない」と言われたら...
新型コロナウイルス感染症の流行で、電子部品などの生産に支障が生じているため、希望の納期までに給湯器を納品できない状況が続いていますので、みなさまお気をつけください。