いつも、お世話になっています。吉川です。
こんにちは、アフターサービス事業部の吉川です。
今日は波板の注意事項についてお伝えします。
最近、「自分で波板を取り付けたいけど、できますかね?」と相談を受ける事があります。
私個人の意見としては、1階の波板をつけるのはアリです。
でも、2階は×。よく考えて下さい、とお伝えしています。
その理由は、波板の最後の1枚は、外側からつけないと取付できないからです。
2階の場合、外側に降りる場所があるかが問題になります。
もしない場合は、梯子を使い外側からつけないと難しいと思います。
もちろん、2人以上で作業をお願い致します。
二階の波板は、プロと呼べる職人さんも2人以上でつけていくのが基本です。
もしどうしてもご自身でやりたい場合は、十分に注意してくださいね。
さてさて、少し戻りまして1階の波板ですが、波板取付が一番すんなりいくパターンは、
1.ホームセンターでポリカをカット
2.フックは、ひっかけで25㎜
3.そして穴をあけ取付 です。
波板もさっと入り完了、とうまくいけばいいのですが、実際にはそううまくいきません。
まず悩まれるのが波板の種類。
ポリカ(塩ビより高いが寿命が長い)塩ビ(安価)とトタンなどがあります。
大概の方は、日持ちも考えポリカにされるパターンが多いです。
道具は、実はホームセンターで借りる事ができます。
そして、意外と悩まれるのがフックの長さ・形状です。
これについては、今現在ついてるものを確認ください。
23mmか25mmが多いと思います(ちがう場合ももちろんあります)。
測ってなかったり、現物を持たずにホームセンターなどに行ってしまうと、家までまた確認しに戻らなければいけなくなりますので、必ず事前にご確認ください。
その他、商品によっては表・裏があります(シールに書いてあります)。
フックの穴は若干大きめで、軒先の出幅は10㎝以下にしてください。
波板の重ねしろは、2.5山 (32板波なら32+32+16=80mm)、必要になります。
幅が655mmの波板の場合、
655mm-80mm(重ねしろ)=575mmが実際の幅になります。これを元に必要枚数を計算してください。
雨樋の掃除とゴミ処分も大切になりますので、お忘れなきようお願いします。
ちなみに、尺ってなに?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、1尺は約30㎝です(もうホームセンターでは30㎝書いてるところもあります)。
・・・結構めんどくさいですね。
そんな事はわかってるけれど、2階で波板も買ってしまってどうしたらいいの・・・困っておられる方!
最後の一枚は、安全を考慮して針金でとめるのはいかがでしょうか?
デザオ建設に頼んでいただけるとキレイにできますよ。
お気軽にご相談くださいね。