お久しぶりです
最近オーバーワークの清水です
（＊。＊）
そんな中
台風被害で 荒廃した山の修復に
ボランティアとして行って来ました。
と、申しましても、たった1日なので
本当はボランティアなんて言う事は
”おこがましい”ぐらいのコトしかして
ないのですが・・・ご報告です。
写真中央をご覧下さい
山の頂上から 手前にかけて
土の坂道のように見える部分
豪雨災害で地滑りが発生した跡。
人工的に木を伐採した訳ではなく
地滑りで、木を倒してしまった
のです。手前に見える黒い部分
影 ではありません。
その地滑りで、数百メートルも
先から押し流されてきた 木や
土砂が堆積している跡です。
ゆうに２メートルの高さがあり
始めに見せてもらったのがこの
惨状で 愕然としました・・・。
最近、特にこの地滑りが多くなっ
て来ている理由は３つ・・・
① 山の木を切らなくなった
間伐（かんばつ）といって
こまめに手入れが出来ない
状況の山が多くなってきた
② 野生動物が増えた
（特に 鹿 が増えている）
③ ②の鹿さんが 若い木や芽を
食べて 山に生えている樹種
が少なくなってきた
そんなコトが挙げられるそうです。
①は以前にお伺いしたコトがある
のですが、②と③は初めてでした。
鳥さんが運んでくれた種から芽が
出て、頑張って成長してきて葉が
付き始めた頃に シカさんがパリ
パリ食べてしまう・・・。
そうすると、シカさんが嫌いな
木しか 山に残らずに、山肌に
生える木の種類が減る・・・。
色々な木が山肌を覆うと 当然
土の中でも、色々な木の根が張り
強い山肌が作られるそうです。
しかし シカが若木を食べるので
森の荒廃につながると・・・
シカたない では済まない話し
を聞きながら
間伐のお手伝いを開始・・・
”きこり”さんがチェンソーで
樹齢４５年ほどの木を切られ
倒した木の
幹を切って
枝を払って
” 折って・・・ ”
1番大変だったのが
山から木をおろすこと！
生木なので水分を含んでて
重たい！！ （＋。＋）
軽トラに乗せて完了！
これを繰り返してきました。
参考ですが
この木たちは建築資材には
向かない（曲がっている）為
バイオマスエネルギーの燃料
として活躍してくれるそう！
そうですよね せっかく４５年
生きてきてくれたんだから・・
人間の手で しっかりその恵を
有効に活用させていただかなく
ては・・・。
私も４５才
樹齢を聞いて おない年の木に
何かへんな愛着が沸いて
トラックに乗せた時には
寂しい気持ちに・・・。
そして最後は別の尾根に入り
植樹を。
ウリハダカエデという木を
植えさせてもらいました。
もちろん 植えた夜に
パリパリ シカさんにやられたら
たまったもんじゃありませんので
シカよけのネットを張ります！
ふと近くを見ると
山肌から ニョキッと２本の幹
あれ？ 何でこれ 根元から
切らなかったんだろう・・・？
触っていると午前中に色々と
教えて下さった林業家のお兄さん
が 「こうして、もともと植わっ
ていた木も残すんですね 高いま
まだと、若い木に光が当たらずに
育たないので、低くしておいて
若い木と もともとの木とで
一緒に育てて 根を山肌に張らす
為に残すんですよ－」と・・・。
私の仕事 注文住宅の営業は
約1年周期の仕事
1年経てば 達成感や満足感を
味わうことが多くは出来ます。
林業って 今されている事の
”最後”は見られない仕事
つなぐ スパンがとてつもなく
長い仕事に 情熱を持ってされ
ていることに心打たれました
衝撃 驚き 感動の丹波でした。
またお手伝いしに行きたいです。
で、帰宅すると父から報告が。
息子が 山で木を切ったり
折ったりしている さなか
母は 何と
自宅で
腕の骨を
折っておりました ！！！
（うそみたいなほんまの話です）
いろんな意味で 生命を感じた
びっくりの1日です。
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