こんにちは!
都大路展示場の瀬戸です(‘ω’)
五条展示場を設計された設計士さんがお気に入りの場所と教えてくださった場所があります。それは階段のスキップ空間です!
実際にここに行った時狭すぎず広すぎず、周りに緑があって物凄く落ち着く空間でした!ずっといたかったくらいです。笑
ということで今回はスキップフロアについてお伝えさせて頂きます(*’▽’)
スキップフロアのメリット(*’ω’*)
・2階建てでも3層以上を確保できる!
スキップフロアは1.5階や2.5階、いわゆる「中二階」「中三階」を設ける作り方です。
法律により建物の高さを制限されている土地がありますが、そんな土地であっても有効面積を増やす方法の一つがスキップフロアです。
最大限の高さを確保してもなお、必要な床面積を確保できない時にスキップフロアが採用されるケースがあります。
・視覚的に広く見える
同じフロアで視界が平坦に見えるよりも数段の差がつくスキップフロアは、視覚的に広く見える効果があります。
・ 階段下部を収納スペースにできる!
スキップフロア下部を収納スペースに活用することができます。
1階からダイレクトに出入りできますので衣類だけでなく食品のストックや水など重たい品物の収納も楽に行えます。
・土地に高低差があるときに有効
高低差のある土地(傾斜地)に家を建てる時どうしても1階部分より下がってしまうスペースが発生してしまいます。
「スペースを無駄なく使いたいけれど、高さの差が1階層ほどもない」というときに階段数段分ずらして空間を作るころで、デッドスペースを削減することができます。
高低差を利用してビルドインガレージを作るときにもスペースを有効活用できます。
・狭小地でも無駄がない
スキップフロアは壁で部屋を区切りません。家全体の空間を共有しながらスペースをゆるやかにつなぎ、圧迫感を排除します。
スキップフロアで注意すべきこと!!
スキップフロアは、・部屋と部屋を壁で区切らない・家の中に多くの階段があるという特性上、
気を付けなければならないことがあります。
・断熱、空調に配慮が必要
スキップフロアのあるお家は、壁で区切らないため大きなワンルームであるともいえます。
そのためしっかりとした断熱を施し、熱の出入りを低減した家であることが重要です。
エアコンなどの空調設備を適切に準備しておかなければなりません。
・建築費用が高くなりがち
階段や床板ひとつひとつに工夫が必要なスキップフロアは同じサイズの家を建てるのに比較して材料と手間がかかります。
壁の少ない大きなワンルームの形なので、耐震性の確保のため頑固な家でなければいけません。
・自治体により判断が分かれる
家を建てる計画を立ち上げたら建築確認申請をします。
自治体が建築基準法に照らし合わせ建築物を審査しますがスキップフロアについてはその判断がわかれるのが実態です。
・固定資産税があがる
段差を付けてスペースを広くすることを目的としたスキップフロアは通常の1階・2階建ての家を比較して床面積が多くなります。
このため床面積=家の資産価値として計算する固定資産税が上がってしまうリスクとなります。
スキップフロアはすごく素敵ですが、壁ではなく段差で空間を仕切るため耐震性の確保や空調設備を整えたり等慎重に考えなければいけないのですね(>_<)
五条展示場のスキップフロアは落ち着きのある小さな空間ですが、
住まわれる皆様にあわせたスキップフロアを作ることで暮らしを豊かにするものになると私は思いました。
皆様も検討されてはいかがでしょうか?(*'ω'*)
以上瀬戸でした!また次回('◇')ゞ